info2023/02/14

宮地大介出演情報『火の顔/アンティゴネ』(4/8〜16)※更新情報あり

宮地大介が、深作組によるドイツ家族劇2作品同時上演、

『火の顔』『アンティゴネ』に出演いたします。

4月8日(土)〜16日(日)吉祥寺シアターにて上演です。

 

深作組は2021年、2022 年にドイツ戯曲を立て続けに4作品上演、

今回は同じ出演者での2作品同時上演となります。

 

チケットは、3月17日(金)より公式HPで先行発売、

3月18日(土)よりプレイガイドにて一般発売されます。

ぜひチェックください!

 

 

※メインビジュアルが公開されました。

 

 

STORY

『火の顔』

どこにでもいる、普通の四⼈家族。
父は現実から目を背け、母は自らの母性をアピールする。
姉は外の世界へ出る事を夢見て、弟は爆弾作りに没頭する……。
そこへ突然、現れる姉の恋⼈。
閉ざされた家庭に、新しい〈風〉が吹き込んだ時、
思春期の少年に渦巻いていた〈炎〉は、音を立てて燃えあがる。

 

『アンティゴネ』

第二次世界大戦直後、焼跡のベルリン。
廃墟の中で、ギリシア悲劇〈アンティゴネ〉が演じられる……。戦場から逃亡し、殺された兄。
王クレオンは、彼の屍を葬る事を禁じるが、
姉アンティゴネはその禁を破って埋葬し、捕らわれる。個人として、〈人間〉の法を主張するアンティゴネと、 王として、〈国家〉の法を主張するクレオン。
二人の対立は、末弟ハイモン、妹イスメネを巻き込んで、大きな悲劇へと突き進む。
――これは、戦死者である少年の亡霊の目線から描かれる、現代の〈分断〉の物語である。

 

深作健太 コメント

深作組の第一回作品であり、代表作でもある、マイエンブルク作『火の顔』。 この作品が演出したくて、僕は〈演劇〉の演出家になりました。 初演の時は、客席から見守ってくださっていた川﨑星輝くんが今17才となり、 初主演作として、クルト役を新たなアプローチで作り上げます。 どんな熱い〈炎〉を繊細に、そして過激に、燃焼してくれるのか。今から稽古が楽しみです。

そして、ブレヒトが戦火のベルリンを重ねて描いた、ギリシア悲劇『アンティゴネ』。 大浦千佳ちゃんを初めて舞台で観たのは、もう十年前。以来すっかり彼女のファンとなり、 一緒に作品を作りあげて来たのですが、今回はついに念願のアンティゴネ役で、演劇史上 もっとも重要な、そして強靱な、国家を〈告発〉する永遠のヒロインを演じます。

時代も国境も超えた二つの家族劇を、同じキャスト、同じセットで上演することで 浮かび上がるのは、抑圧された子供たちからオトナへの、普遍的な〈反抗〉の物語。 いま〈新しい戦前〉という言葉が囁かれていますが、そんな〈分断〉の時代だからこそ、 僕たちは心の〈国境線〉を壊し、〈思考停止〉に警鐘を鳴らさなくてはなりません。

ドイツと、日本―― 同じ敗戦国として、まったく違った歴史を歩んできた二つの〈戦後史〉を描きながら、 いまを生きる僕たち自身の足元を、くっきりと照らし出すことが出来たらと思います。 家族のように信頼する深作組のキャスト・スタッフと共に挑戦する、新たな野心作。 どうか劇場で、目撃してください。

 

【キャスト】

『火の顔』

川﨑 星輝少年忍者/ジャニーズJr.)

富田健太郎/葉山  昴(ダブルキャスト)

大浦 千佳/小林 風花(ダブルキャスト)

宮地 大介

愛原 実花

 

『アンティゴネ』

大浦 千佳

宮地 大介

富田健太郎

小林 風花

葉山  昴

愛原 実花

川﨑 星輝少年忍者/ジャニーズJr.)

 

【スケジュール】

 

【会場】

吉祥寺シアター

〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号

0422-22-0911

JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口下車、徒歩5分。

 

【チケット料金】

8,000円(税込)

15,000円(税込)『火の顔』『アンティゴネ』2作品セット券(4月11日・12日・14日・15日・16日)

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

 

「火の顔/アンティゴネ」公式HP先行

https://hinokao-antigone.fukasakugumi-map.jp/受付期間:2023年2月17日(金)12:00~2月26日(日)23:59

 

NEW!!

チケット一般発売:2023年3月18日(土)〜

チケットぴあイープラスローソンチケット

お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00〜15:00)

 

【スタッフ】

作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク
『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト

翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季

演出:深作健太

音楽・音響・演奏:西川裕一

美術:伊藤雅子

照明:佐藤啓

衣裳:上杉麻美

ヘアメイク:高取真樹

演出助手:小見山千里

舞台監督:金安凌平

プロデューサー:児玉奈緒子

主催・企画・制作:
深作組/MAパブリッシング/Goh

 

 

宮地大介・プロフィール