辻仁成の新刊『パリの空の下で、息子とぼくの3000日 』が、マガジンハウスより6月30日(木)に発売されました。
幸せというものは、欲ばらない時にすっとやってきて
寄り添う優しい光のようなものじゃないか。
ぼくが離婚をしたのは息子が10歳になったばかりの年だった。
本書は14歳の頃からスタートするが、回想するように、息子が10歳だった当時に遡ることもある。
小学生が大学生になるまでの間の父子の心の旅の記録である。
ぼくは父であり、母であった。
シングルファザーになったあの日から
目次
まえがきに代えて
2018 息子14歳
2019 息子15歳
2020 息子16歳
2021 息子17歳
2022 息子18歳
あとがきに代えて
【タイトル】パリの空の下で、息子とぼくの3000日
【著者】辻仁成
【発売日】2022年6月30日
【定価】1,980円(税込)
【単行本(ソフトカバー)】300ページ
【ISBN】 978-4838732074
<辻仁成 略歴>
1959年、東京生まれ。作家、ミュージシャン、映画監督、愛情料理研究家。『ピアニシモ』ですばる文学賞、『海峡の光』で芥川賞を受賞。近著に『父ちゃんの料理教室』(大和書房)。現在、dancyu本誌で「キッチンとマルシェのあいだ」、dancyuWEBで「パリ・サラダ」を連載中。パリ在住。キッチンを中心に生活中。近著に『パリの“食べる”スープ 』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール 』など。